月曜日, 11月 06, 2006

阪神の人件費

人件費高騰が阪神球団の経営を圧迫しかねない状況になってきた。ポスティングシステム(入札制度)による「井川資金」を、FAでの「黒田獲得資金」に転用する予定の阪神だが、問題は選手に支払う年俸のやり繰り。今オフ、新たに1億円プレーヤーが3人誕生、ベテランや中堅、若手も年俸アップ組がほとんど。対して、収入の方は「はっきりいって来年の見通しは暗い」(球団首脳)という。
 「黒田獲りに4年契約総額13億円以上」「金本に球界最高年俸の6億円」「投打の新外国人選手獲得」と今オフ、景気のいい話題が並んでいる阪神だが、「井川問題やFAがひと段落した後は、相当しんどいオフになるかも」と、複数の球団職員はため息をつく。
 今年の主催試合の観客動員は12球団トップの約315万人に達し、グッズの売り上げも増加とホクホク顔でもおかしくないはずだが、「ただただ9月の驚異的追い上げのおかげ。この数字を元に予算は組めません」と球団首脳は言う。
 球団サイドが気にしているのは、12月に本格化する契約更改だ。
 今季限りで片岡は引退したものの、今季もリリーフで活躍した藤川(推定年俸8000万円、以下同)、2ケタ勝利の福原(8000万円)、安藤(7800万円)の3人がそろって1億円突破確実。鳥谷(3800万円)、関本(3000万円)の大幅昇給も必至。
 このままいけば人気、実力に加え、人件費でも巨人を超える勢いで、阪神関係者もこればかりは「ライバルにまた勝った」と手放しで喜んでいられない。選手の人件費高騰の一方で、「巨人低迷」で収入の方が大幅減に陥りそうなのだ。
 最も懸念しているのが、巨人戦のナイター中継が視聴率低迷を理由にゴールデンタイムから減りそうなこと。かりに、1試合2000万円として10試合減ると2億円の減収。「現段階では、相当減ってきそうな雰囲気です」と球団関係者。
 ほとんどの球団が赤字経営の中、阪神は昨年、10億円前後の黒字を計上したという。現在の盛況が続く限り、いきなり赤字転落ということはないだろうが、巨人の低迷で首都圏での野球離れが続く限り、と厳しい財政状況に陥ってくるのは間違いない。
ZAKZAK 2006/11/06

 結構タイヘンですね!

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